うちの猫たち ◇お題箱から

ブリティッシュショートヘアが2匹います。

ブルー(灰色でしっぽだけしましま)の猫は、イムハタという名前です。

結婚して間もない頃、くだらないお笑い好きの夫に「マジ歌選手権のトシムリンの「抱きしめてイムハタ」って知ってる?」と尋ねたら「知らない」というので見せてあげました。するとドップリと魅せられてしまったようで、いつか猫を飼いたいねと話していた時に「そしたら名前はイムハタがいい」と夫がいうのでした。

まだ見ぬ我が猫の名前だけを先に決めて、イムハタがいる生活を夢見たものです。


イムハタが我が家にやってきました。

案の定わたしは気が狂わんばかりに可愛がり、1匹で眠ったりお留守番させると寂しがるので可哀想で可哀想で、仲間を増やしたいと夫にねだりました。イムは少し臆病で個性的で内弁慶なので、明るくやんちゃな子がいたらいいね、と話したら夫は納得しました。夫に「今度の名前はねんちゃんが決めようか」と言われ、やんちゃな動物…と考えていたら、ピンポン!とばかりに「スコシ」という名前が閃きました。

大好きな漫画、動物のお医者さんに出てくる外国人夫婦に飼われているキャンキャン煩い元気な小さな犬の名前です。

「なにそれ」と不思議に思う夫に、スコシの説明をしたところ「それはいいね」ということで、またもやまだ見ぬ2匹目の猫の名前だけが決まりました。

そうこうしてるうちにやってきたスコシは、クリーム色と茶色の不思議な柄のやんちゃなずんぐり猫です。

2匹は初めて会った2日目から仲良しです。